タイBLドラマ『2gether』とは?日本で人気の理由と見どころを徹底解説

近年、日本でも注目を集めている「タイBLドラマ」。その中でも特に多くのファンを生み出した作品が、「2gether The Series(トゥゲザー・ザ・シリーズ)」です。2020年にタイで放送されるやいなや、YouTubeや配信サービスを通じて世界中に広まり、まさにタイBLブームの火付け役となりました。日本でもSNSを中心に口コミが広がり、タイドラマを初めて見る人の“入口作品”としても人気です。

この記事では、ドラマ「2gether」のあらすじやキャスト、人気の理由、日本での配信情報まで、初めての方にもわかりやすく紹介します!

「2gether」の基本情報

  • タイトル:2gether The Series(トゥゲザー・ザ・シリーズ)
  • 放送:2020年(タイ・GMMTV制作)
  • 話数:全13話+特別編
  • 続編:「Still 2gether」(全5話)
  • ジャンル:学園ラブコメ、BL
  • 日本語版HP:https://www.c7-2gether.com

大学生活を舞台にした青春ストーリーで、ピュアな恋愛模様とコミカルなやり取りが魅力。恋愛だけでなく、友情や音楽といった要素も盛り込まれており、幅広い層に受け入れられました。


あらすじ 〜偽装カップルから始まる恋

主人公の タイン(俳優:Win) は、明るく人懐っこい大学生。しかし、ある同級生からの猛アプローチに困り果て、同じ大学で人気者の サラワット(俳優:Bright) に「彼氏のふりをしてほしい」とお願いするところから物語が始まります。

最初は仕方なく引き受けたサラワットでしたが、偽装カップルを演じるうちに、二人の関係には少しずつ変化が。やがて本当の気持ちに気づき、友情と恋愛の境界線を行き来しながら距離を縮めていく二人の姿は、多くの視聴者の心をとらえました。

“好き”という気持ちが芽生えていく過程が丁寧に描かれており、胸キュン要素もたっぷり。タイBL初心者にとっても、とても入りやすい作品です。

『2gether』は、全世界でシリーズ累計視聴回数8億以上という圧倒的な実績を持っています!「話題のドラマ」というだけでなく、タイ国内外で大きなムーブメントを巻き起こしたことがわかります!

日本でも配信以外に、日本語音声吹替版のDVD・Blu-rayBOXが発売されたほか、ブライトウィンCPの日本限定のファンミーティングが開催されるなど、「2gether」はタイBL旋風を巻き起こしました。


主演キャストの魅力

「2gether」の大きな魅力は主演俳優コンビの存在です!同作品をきっかけに、現在、2人ともタイの大人気俳優となっています。2人は「#ブライトウィン」という愛称で親しまれ、ドラマの枠を超えたペアとしても大活躍。ファッションや音楽の分野でも存在感を放ち、タイだけでなくアジア全域にファンダムを広げました。

Bright:ブライト
(タイ語名 Vachirawit Chivaaree:ワチラウィット・チワアリー)
1997年12月27日生まれ。ナコーンパトム県出身。
クールで無口ながらも誠実なサラワットを演じたブライト。演技だけでなく、歌唱力も評価され、劇中の歌唱シーンでファンを魅了しました。
Win:ウィン
(タイ語名 Metawin Opas-iamkajorn:メータウィン・オーパッイアムカジョーン)
1999年2月21日生まれ。バンコク出身。
明るくてお調子者のタイン役を演じたウィンは、その人懐っこい笑顔で一気に人気者になりました。「2gether」をきっかけに大ブレイクし、以降は数々のドラマや広告に出演しています。

日本で人気になった理由

「2gether」が日本でここまで話題になったのには、いくつかの理由があります!

  1. YouTubeでの無料配信
    公式チャンネルで字幕付きのエピソードが公開され、誰でも手軽に見られたことが大きな追い風に!
  2. SNSによる口コミ
    Twitterを中心に「#2gether」「#ブライトウィン」といったハッシュタグで感想が広がり、同時視聴や実況が盛り上がりました。SNS時代、この同時視聴+実況スタイルはタイBLドラマを支える文化として根付きましたね!
  3. 音楽の魅力
    劇中で使われたタイのバンド「Scrubb(スクラブ)」の楽曲がドラマと完璧にマッチし、作品をさらに印象的なものにしました。本人たちもタインの憧れのバンドとして本人たちもライブシーンで登場するなど、シーンそのものと楽曲が深く結びついています。
  4. ピュアな恋愛描写
    日本ドラマや韓国ドラマともちょっと違う、タイBLドラマならではのまっすぐで爽やかな恋愛表現が、日本のファンにも新鮮に映りました。

こうした要素が組み合わさり、日本でも“タイドラマ=面白い!”というイメージを広げるきっかけになりました。


管理人の感想

終始ブレずに愛情を伝え続ける“攻め”姿勢のサラワット(Bright)の潔さ。そして対照的に描かれる、タイン(Win)がすこしずつ自分の気持ちを自覚していく心の揺れ動きが魅力的で引き込まれました!

主人公が性別にとらわれず“好き”という気持ちにまっすぐ向き合い、主人公の友人たちもその気持ちを温かく応援するところが、タイBLドラマならではの魅力だと思います!ほどよいヒール役(根は悪い人ではない)が登場するのも、ちょうど良いドキドキ感につながります。

物語全体にうまく伏線が張り巡らされていて、あとから『あのときの発言・行動はここにつながるんだ!』と気づく場面が多くあるのも楽しめました。つい前の回を見返して、気づけば繰り返し視聴してる自分がいます(笑)。これが2getherの視聴回数が伸びた秘密なのかもしれません。実際、タイドラマ全般に“おかわり感”がある作品が多い印象です。

音楽の使い方も秀逸!タインの憧れとして描かれているバンド「Scrubb」はドラマのライブシーンにも本人役で登場していて、楽曲が2人の重要シーンに絶妙にマッチします。見終わったあと、思わずScrubbを検索して、YouTubeで日本語字幕をつけながら何度もリピート再生してしまいました。この楽曲とドラマ本編の結びつき感は、日本のドラマではあまりない演出だと思いました。

そしてBrightもWinも学生役で衣装はシンプルな白シャツやTシャツが中心ですが、180cm超えのスタイルの良さでとにかく画面映えします!


「2gether」はどこで見られる?(2025年最新)

現在、日本から『2gether』を見るには、主に以下の方法があります。

  • U-NEXT:全話配信、日本語字幕付き
  • Netflix:時期により配信あり
  • DVD/Blu-ray:日本語版が公式リリース済み
  • Lemino:全話配信、日本語字幕付き

配信状況は変わる可能性があるため、最新情報をチェックしておくと安心です。


続編・映画版も要チェック!

大ヒットを受けて制作された続編 「Still 2gether」 では、恋人となったタインとサラワットのその後の物語が描かれています。さらに、映画版も公開され、ドラマで描ききれなかった部分がより深堀りされています。

『2gether THE MOVIE』は日本も劇場公開され。公開館数が初期は30館ほどだったところから、後に82館と全国に拡大。まだそこまで認知が高くない当時のタイ映画としては異例の興行収入1.1億円超を記録するなど、日本にもファンダムが広がりました。

見た目も劇中のファッションも含めて、すこし大人になった2人の関係性がさらに魅力的に描かれています。


まとめ 〜タイBL入門にぴったりの作品

「2gether」は、タイBLドラマの魅力を凝縮したような作品です。

  • 偽装カップルから始まる恋愛ストーリー
  • 世界的人気を獲得した主演コンビ「ブライト・ウィン」
  • SNSを中心に広がったファンダム文化

これらが重なり、タイドラマ初心者にもおすすめできる入門作品となりました。
もし「タイBLドラマに興味はあるけど、どこから見たらいい?」と迷っている方には、「2gether」をまず手に取ってみることを強くおすすめします。

きっと、タイドラマの世界に夢中になるはずです!

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